文系卒の求人状況

大学新卒の求人状況は各専門分野によって異なりますが、これは文系新卒においても言えることです。

また一般的に文系卒は理系卒に比べて就職では不利になると言われます。

これは本当のことでしょうか。

まず文系卒全体、理系卒全体というくくりで比較した場合、就職率は10~15%ほど理系卒の方が上回っています。

いわゆる「就活に強い理系卒」ということになるわけです。

一方で理系卒は実験など、こなすべき事柄があまりにも多いため就職活動にさける時間が短くて不利だという意見もありますが、これが事実ではないことは、この数字の差が実証しています。

さて文系卒を各専門分野別に就職状況という視点からのみ見た場合にはどのような差が出てくるでしょうか。

まず文学や語学、社会学系はひじょうに人気があり、中でも語学系学部を目指して大学に入ってくる学生には「世界を相手に仕事をしたい」という気概を感じさせるような学生も多くいますが、こと就職活動に入り、求人状況を目の当たりにした時点で、そのような考え方が少々甘かったことに気づくかもしれません。

はっきり言って、文学・語学・社会学の系統は就職にひじょうに不利となると言わざるを得ません。

大学新卒でもこのような状況ですから、大学院に進むとなるといっそう希望の企業に入社することは狭き門であると考えておきましょう。

次に経済や経営、また商学関連はどうでしょうか。

この場合は比較的求人状況も高くなっており、希望の企業に入社できるチャンスはある程度増えます。

しかしこの分野では、資格や経験が大きくものを言う世界であるということも、学生時代からしっかりと頭に刻み込んでおくべきです。

そのため簿記などの資格を取得しておくと可能性はいっそう高まります。

文系卒の中でも最も安定した求人状況となっているのが法学系です。

司法試験に挑戦して弁護士への道を進むケースももちろん多いのですが、一般企業からも法学系率はかなり求められていると言えます。

最後に教育系卒の場合は、教職をとろうとする場合にはもちろん有利ですが、他の場合でも意外とつぶしが利く場合が多いのが特徴です。